「まとめ買いの方が節約になる?」
「毎日買いのほうがムダが出ない?」
どちらが正しいのか、ずっと気になっていました。
2人の子どもを育てながら家計管理をする中で、
食費が週によって大きくブレることも多く、
この買い方で合っているのか迷うことがよくあります。
そこで今回は、感覚ではなく数字で確かめるため、
3週間、買い物方法を変えて食費を記録してみました。
結論|3週間の食費実験で一番差が出たのは?
忙しい毎日の中で、「結論だけ知りたい」という方も多いと思います。
なので、まず結果からお伝えします。
正直に言うと、
思っていたほど大きな差は出ませんでした。
ただし、
✔ 買い物のルール
✔ 生活リズム
この2つが合った場合だけ、はっきりと差が出たのも事実です。
| 買い物方法 | 3週間の食費 |
|---|---|
| 週1まとめ買い | 約32,000円 |
| 毎日買い | 約35,000円 |
差額は 約3,000円。
1週間あたりにすると、約1,000円程度の違いでした。
「思ったより差が小さい」と感じた方も多いかもしれません。
この理由は、後ほど詳しく説明します。
今回の食費実験の条件とルール
こうした実験記事で大切なのは、
「その家庭だから出た結果では?」と思われないことだと感じています。
そこで、できるだけ一般的な条件になるよう、
あらかじめルールを決めて行いました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 家族構成 | 大人2人+子ども2人(未就学児) |
| 実施期間 | 3週間 |
| 外食ルール | 週1回まで |
| 利用店舗 | 近所の一般的なスーパー |
| 週1まとめ買い | 週1回まとめて購入。原則、買い足しなし |
| 毎日買い | ほぼ毎日来店し、その日使う分だけ購入 |
※ 完全に同一条件での比較は難しいため、できるだけ公平になるよう意識して実施しています。
週1まとめ買いの結果とメリット・デメリット

以前の私は、「まとめ買い=節約」だと思い込んでいました。
実際にやってみると、確かに良い点は多いです。
週1まとめ買いの1週間あたりの食費
| 週 | 食費 |
|---|---|
| 1週目 | 約10,500円 |
| 2週目 | 約10,800円 |
| 3週目 | 約10,700円 |
週1まとめ買いのメリット:出費を把握しやすい
- 1回の会計で金額が見える
- 無駄な立ち寄りが減る
- 予定外の買い物が少ない
FPとして家計を見る中でも、
**「把握しやすさ」**は節約に直結するポイントだと感じます。
週1まとめ買いのデメリット:買いすぎ・使い切れないリスク
一方で、こんな場面もありました。
- 冷蔵庫にあるのに、また似た食材を買う
- 予定変更で使い切れない
- 後半はメニューが固定化して飽きる
まとめ買いは、計画が甘いと逆効果になる可能性もあります。
毎日買いの結果とメリット・デメリット

毎日買いは、ムダが増えそうなイメージがありますよね。
私も正直、そう思っていました。
毎日買いの1週間あたりの食費
| 週 | 食費 |
|---|---|
| 1週目 | 約11,800円 |
| 2週目 | 約11,600円 |
| 3週目 | 約11,600円 |
毎日買いのメリット:ムダが出にくい
- その日使う分だけ買える
- 食材を余らせにくい
- 子どもの食べムラに対応しやすい
特に子育て中は、
「昨日食べたのに今日は食べない」ということが日常茶飯事。
毎日買いは、この変化に対応しやすいと感じました。
毎日買いのデメリット:ついで買いが増えやすい
一方で、
- 予定外のお菓子
- 疲れて惣菜を追加
- 「少しだけ」が積み重なる
この積み重ねが、結果として差になって表れました。
なぜ【週1まとめ買い】と【毎日買い】の差が小さかったのか?
今回の実験で感じたのは、
買い方そのものより、ルールの有無が重要だということです。
- まとめ買いでも、計画なしならムダが出る
- 毎日買いでも、ルールがあれば抑えられる
つまり、
「まとめ買い=節約」
「毎日買い=浪費」
ではありません。
| 週1まとめ買い | 毎日買い | |
|---|---|---|
| 生活リズム | 予定が比較的立てやすい | 予定変更が多い |
| 食材管理 | 冷蔵庫・冷凍庫に余裕がある | 少量ずつ買いたい |
| 子どもの食事 | 献立がある程度固定できる | 食べムラが激しい |
| 時間の使い方 | 平日は買い物に行く時間がない | 買い物が気分転換になる |
| ストレス | 計画が苦手だと負担 | 柔軟に対応できて楽 |
食費を抑えるために共通して大切なこと

まとめ買いか毎日買いか。
やり方に目が行きがちですが、今回の実験を通して一番強く感じたのは、
買い方よりも「ルール」があるかどうかでした。
ルールがあるだけで、同じ買い方でも結果は大きく変わります。
食費が安定する家庭に共通する「3つのルール」
| ルール | 内容 | なぜ効果がある? |
|---|---|---|
| 予算を決める | 週・月単位で上限を決める | 使いすぎに早く気づける |
| 買う物を限定する | 主食・主菜・副菜の軸を決める | ついで買いを防げる |
| 目的なく立ち寄らない | 買い物は「必要な時だけ」 | 無意識の出費が減る |
この3つがそろうだけで、まとめ買いでも毎日買いでも、食費は自然と安定しやすくなります。
① 予算を決める
「節約しよう」と思うよりも、
「ここまではOK」と上限を決めたほうが続きます。
- 1週間○円まで
- 今月はここまで
ざっくりで十分です。
細かく決めすぎないことがポイントです。
② 買う物を限定する
買い物に行く前に、
- 主食は何にするか
- メインは何系か
この2点だけでも決めておくと、
売り場で迷う時間と衝動買いが減ります。
③ 目的なく立ち寄らない
「ついでに寄る」が、一番の食費増加ポイント。
- 特売を見るだけ
- なんとなく覗く
この積み重ねが、
気づかない出費につながります。
食費節約は「自分に合う買い方」を見つけること

今回の実験を通して改めて感じたのは、
食費節約に絶対的な正解はないということでした。
大切なのは、
誰かのやり方を真似することではなく、
自分の生活リズムに合った方法を見つけること。
2児の母として、ワンオペの日も多い中で思うのは、
完璧な節約より、続けられる仕組みのほうがずっと大切だということです。
この記事が、
「じゃあ、うちはどうしよう?」と考える
小さなきっかけになれば嬉しいです。

